Biz/Browser HTと外部サービスを連携する機能「ExternalService」クラスを用いて使用することができるメソッドの一覧です。
サービスの使い方については、Biz/Browser HTのExternalServiceクラスのリファレンスも参照してください。
※正しく動作させるためには、端末のOSバージョンを最新にする必要があります。
本モジュールとリファレンスについて
メーカ |
対応機種 |
サービスID値 |
バージョン |
Biz/Browserの対応バージョン |
|---|---|---|---|---|
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CipherLab |
RK25 |
jp.co.opst.biz.util.poweruptool.cipherlabpoweruptool/.MainService |
v1.1.0 |
v1.2.0以上 |
※掲載されている会社名や製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
使用例
/* 本端末制御モジュール専用サービスID(本サービスにおいて固定値) */
String SERVICE_ID = "jp.co.opst.biz.util.poweruptool.cipherlabpoweruptool/.MainService";
/* メソッド名称 */
String METHOD_NAME = "playBuzzer";
ExternalService sv{
Function OnBoundStateChanged(e){
if(e.state == "Bound"){
//.Messagebox("サービスと接続しました");
}
}
}
Button btn1{
Function OnTouch(e){
^.sv.bind(^.SERVICE_ID);
}
}
Button btn2{
Function OnTouch(e){
^.sv.invoke(^.METHOD_NAME, 7, 2000);
}
}
| メソッド名 | 概要 |
|---|---|
| startScanBarcode | バーコードの読み取り処理を行い、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 |
| startScanBarcodeContinuous | 連続スキャンを開始します。 |
| startScanBarcodeCollection | 累積読み取りまたは一括読み取りで複数のバーコードを読み取り、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 |
| stopScanBarcode | 連続スキャンを終了します。 |
| setNotificationBuzzer | 端末の各種通知音の有効・無効を設定します。 |
| getNotificationBuzzer | 端末の各種通知音の有効・無効設定を取得します。 |
| setNotificationVibrator | 端末の各種通知バイブレータの有効・無効を設定します。 |
| getNotificationVibrator | 端末の各種通知バイブレータの有効・無効設定を取得します。 |
| setBarcodeEnabled | 指定したバーコードを読み取り対象にするかどうかを指定します。 |
| isBarcodeEnabled | 指定したバーコードが読み取り対象かどうかを取得します。 |
| ReadBarcodeイベント | 連続スキャンでバーコードを読み取ったときに発生します。 |
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説明 |
バーコードの読み取り処理を行い、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 バーコードの読み取りに成功するかタイムアウト時間が経過するまでスキャンを行います。 モジュールの初期化時に読み取るコード種別は端末の現在の設定が用いられます。読み取るコード種別を個別に変更する場合は、setBarcodeEnabledメソッドをご利用ください。 スキャンが終了し、このメソッドが結果を返すまで処理は戻りません。 ※制限事項:スキャン中はHID機能が無効になります。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("startScanBarcode", timeoutMs);
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戻り値 |
以下の3つの要素を持つ連想配列のArrayオブジェクト
integer type バーコードの種類 String data バーコードのデータの文字列表現 String rawdata バーコードのデータの生データ(バイト列)をBase64エンコードした文字列(※) ※Biz/BrowserのBase64Decoderクラスを用いてBase64デコードすることでバイナリデータを復元することができます。 読み込むバーコードに日本語の文字を含む場合や、バイナリデータを含む場合に使用できます。
バーコードの種類はそれぞれ下記に対応しています。
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引数 |
integer timeoutMs |
スキャンのタイムアウト時間[msec]。500ミリ秒未満を指定した場合は500ミリ秒がタイムアウト時間となります。
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使用例 |
var res = extsv.Invoke("startScanBarcode", 3000);
//.MessageBox("データ:" + res[0]["data"] + "/種類:" + Str(res[0]["type"]) + "/生データ:" + Base64Decoder.Convert(res[0]["rawdata"]));
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説明 |
連続スキャンを開始します。 バーコードを読み取ると、ExternalServiceオブジェクトからReadBarcodeイベントが発生します。 読み取ったバーコードのデータはReadBarcodeイベントから取得することができます。 連続スキャンを停止する場合は、stopScanBarcodeメソッドを呼び出します。 ※制限事項:スキャン中にレーザーが点滅する場合があります。 ※制限事項:スキャン中はHID機能が無効になります。
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呼出形式 |
extsv.invoke("startScanBarcodeContinuous", sameInterval);
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戻り値 |
なし
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引数 |
integer sameInterval |
同一バーコードの二度読み防止時間を、100ミリ秒単位で指定します。
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使用例 |
ExternalService exs{
Function OnReadBarcode(e){
^.Label1.value = e.type + " : " + e.data ;
}
}
Button Button51 {
X = 199;
Y = 333;
Width = 80;
Height = 54;
Title = "スキャン開始";
Function OnTouch( e ) {
^.exs.Invoke("startScanBarcodeContinuous", 3);
}
}
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説明 |
累積収集、もしくは一括収集で複数のバーコードを読み取り、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 バーコードの読み取りに成功するかタイムアウト時間が経過するまでスキャンを行います。 スキャンが終了し、このメソッドが結果を返すまで処理は戻りません。
引数:methodで指定した値が1(累積読み)の場合 規定の個数のバーコードを読み取ると、読み取ったバーコードをすべて戻り値に返却します。 規定の個数のバーコードを読み取れずにタイムアウトした場合も、それまでに読み取ったバーコードを返却します。
引数:methodで指定した値が2(一括読み)の場合 規定の個数のバーコードを読み取ると、読み取ったバーコードをすべて戻り値に返却します。 規定の個数のバーコードを読み取れずにタイムアウトした場合、nullを返却します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("startScanBarcodeCollection", method, codeCount, timeoutMs);
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戻り値 |
以下の3つの要素を持つ連想配列のArrayオブジェクト
integer type バーコードの種類 String data バーコードのデータの文字列表現 String rawdata バーコードのデータの生データ(バイト列)をBase64エンコードした文字列
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引数 |
integer method |
収集方法を指定します。以下の値を指定します。範囲外の値を指定した場合は例外が発生します。
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integer codeCount |
収集するバーコードの数を指定します。範囲外の値を指定した場合は例外が発生します。
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integer timeoutMs |
スキャンのタイムアウト時間[msec]。0以下の値を設定するとデフォルトの時間だけ待機します。
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使用例 |
var res = extsv.invoke("startScanBarcodeCollection", 1, 3, 3000);
for (var i = 0; i < res.length; i++) {
//.MessageBox("データ:" + res[i]["data"] + "/種類:" + Str(res[i]["type"]) + "/生データ:" + Base64Decoder.Convert(res[i]["rawdata"]));
}
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説明 |
連続スキャンを終了します。 ※制限事項:連続スキャンの終了は最大で500ミリ秒かかります。
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呼出形式 |
extsv.invoke("stopScanBarcode");
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戻り値 |
なし
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引数 |
なし |
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説明 |
端末の各種通知音の有効・無効を設定します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("setNotificationBuzzer", type, enabled);
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戻り値 |
なし
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引数 |
integer type |
通知音の種類。現在は1(スキャン成功時)のみ指定できます。
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boolean enabled |
通知音を有効にするかどうか。
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説明 |
端末の各種通知音の有効・無効設定を取得します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("getNotificationBuzzer", type);
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戻り値 |
typeに指定した種類の通知音が有効ならtrue、そうでなければfalseを返します。
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引数 |
integer type |
通知音の種類。現在は1(スキャン成功時)のみ指定できます。
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|
説明 |
端末の各種通知バイブレータの有効・無効を設定します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("setNotificationVibrator", type, enabled);
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|
戻り値 |
なし
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|
引数 |
integer type |
通知バイブレータの種類。現在は1(スキャン成功時)のみ指定できます。
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|
|
boolean enabled |
通知バイブレータを有効にするかどうか。
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|
説明 |
端末の各種通知バイブレータの有効・無効設定を取得します。
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|
|
呼出形式 |
var res = extsv.invoke("getNotificationVibrator", type);
|
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|
戻り値 |
typeに指定した種類の通知バイブレータが有効ならtrue、そうでなければfalseを返します。
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|
引数 |
integer type |
通知バイブレータの種類。現在は1(スキャン成功時)のみ指定できます。
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|
説明 |
指定したバーコードを読み取り対象にするかどうかを指定します。 設定に失敗した場合は例外が発生します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("setBarcodeEnabled", type, enabled);
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|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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戻り値 |
なし
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引数 |
integer type |
設定を行うバーコードの種類を指定します。 バーコードの種類はそれぞれ下記に対応しています。
※1 CODE-39とCODE-32どちらか一方を有効にすると、もう一方が読み取り無効になります。
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boolean enabled |
読み取りを行う場合はtrueを、読み取りを行わない場合はfalseを指定します。
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説明 |
指定したバーコードが読み取り対象かどうかを取得します。 取得に失敗した場合は例外が発生します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("isBarcodeEnabled", type);
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戻り値 |
読み取り対象である場合はtrueを、読み取り対象ではない場合はfalseを返します。
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引数 |
integer type |
設定を取得するバーコードの種類を指定します。 バーコードの種類はそれぞれ下記に対応しています。
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説明 |
連続スキャンでバーコードを読み取ったときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
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