Biz/Browser HTと外部サービスを連携する機能「ExternalService」クラスを用いて使用することができるメソッドの一覧です。
サービスの使い方については、Biz/Browser HTのExternalServiceクラスのリファレンスも参照してください。
※正しく動作させるためには、端末のOSバージョンを最新にする必要があります。
本モジュールとリファレンスについて
メーカ |
対応機種 |
サービスID値 |
バージョン |
Biz/Browserの対応バージョン |
|---|---|---|---|---|
|
日本ハネウェル |
CN51 |
jp.co.opst.biz.util.poweruptool.honeywellpoweruptool/.MainService |
v1.1.2 |
v1.2.0以上 |
※掲載されている会社名や製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
使用例
/* 本端末制御モジュール専用サービスID(本サービスにおいて固定値) */
String SERVICE_ID = "jp.co.opst.biz.util.poweruptool.honeywellpoweruptool/.MainService";
/* メソッド名称 */
String METHOD_NAME = "playBuzzer";
ExternalService sv{
Function OnBoundStateChanged(e){
if(e.state == "Bound"){
//.Messagebox("サービスと接続しました");
}
}
}
Button btn1{
Function OnTouch(e){
^.sv.bind(^.SERVICE_ID);
}
}
Button btn2{
Function OnTouch(e){
^.sv.invoke(^.METHOD_NAME, 7, 2000);
}
}
| メソッド名 | 概要 |
|---|---|
| startScanBarcode | バーコードの読み取り処理を行い、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 |
| startScanBarcodeContinuous | 連続スキャンを開始します。 |
| stopScanBarcode | 連続スキャンを終了します。 |
| setNotificationBuzzer | 端末の各種通知音の有効・無効を設定します。 |
| getNotificationBuzzer | 端末の各種通知音の有効・無効設定を取得します。 |
| setNotificationVibrator | 端末の各種通知バイブレータの有効・無効を設定します。 |
| getNotificationVibrator | 端末の各種通知バイブレータの有効・無効設定を取得します。 |
| setCenterMode | バーコードリーダーのセンターモードの有効/無効を指定します。 |
| resume | 端末のカメラリソースを再確保します。 |
| ReadBarcodeイベント | 連続スキャンでバーコードを読み取ったときに発生します。 |
|
説明 |
バーコードの読み取り処理を行い、読み込んだバーコードのデータおよび種別を返します。 バーコードの読み取りに成功するかタイムアウト時間が経過するまでスキャンを行います。 スキャンが終了し、このメソッドが結果を返すまで処理は戻りません。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("startScanBarcode", timeoutMs);
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戻り値 |
以下の3つの要素を持つ連想配列のArrayオブジェクト
integer type バーコードの種類 String data バーコードのデータの文字列表現 String rawdata バーコードのデータの生データ(バイト列)をBase64エンコードした文字列(※) ※Biz/BrowserのBase64Decoderクラスを用いてBase64デコードすることでバイナリデータを復元することができます。 読み込むバーコードに日本語の文字を含む場合や、バイナリデータを含む場合に使用できます。
バーコードの種類はそれぞれ下記に対応しています。
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引数 |
integer timeoutMs |
スキャンのタイムアウト時間[msec]。0以下の値を設定するとデフォルトの時間だけ待機します。
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使用例 |
var res = extsv.Invoke("startScanBarcode", 3000);
//.MessageBox("データ:" + res[0]["data"] + "/種類:" + Str(res[0]["type"]) + "/生データ:" + Base64Decoder.Convert(res[0]["rawdata"]));
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説明 |
連続スキャンを開始します。 バーコードを読み取ると、ExternalServiceオブジェクトからReadBarcodeイベントが発生します。 読み取ったバーコードのデータはReadBarcodeイベントから取得することができます。 連続スキャンを停止する場合は、stopScanBarcodeメソッドを呼び出します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("startScanBarcodeContinuous", sameInterval);
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戻り値 |
なし
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引数 |
integer sameInterval |
同一バーコードの二度読み防止時間を、100ミリ秒単位で指定します。
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使用例 |
ExternalService exs{
Function OnReadBarcode(e){
^.Label1.value = e.type + " : " + e.data ;
}
}
Button Button51 {
X = 199;
Y = 333;
Width = 80;
Height = 54;
Title = "スキャン開始";
Function OnTouch( e ) {
^.exs.Invoke("startScanBarcodeContinuous", 3);
}
}
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説明 |
連続スキャンを終了します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("stopScanBarcode");
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戻り値 |
なし
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引数 |
なし |
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説明 |
端末の各種通知音の有効・無効を設定します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("setNotificationBuzzer", type, enabled);
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戻り値 |
成功時はtrueを、そうで無い場合はfalseを返します。
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引数 |
integer type |
通知音の種類を指定します。
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boolean enabled |
通知音を有効にする(true)/無効にする(false)。
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説明 |
端末の各種通知音の有効・無効設定を取得します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("getNotificationBuzzer", type);
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戻り値 |
typeに指定した種類の通知音が有効ならtrue、そうでなければfalseを返します。
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引数 |
integer type |
通知音の種類を指定します。
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説明 |
端末の各種通知バイブレータの有効・無効を設定します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("setNotificationVibrator", type, enabled);
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戻り値 |
成功時はtrueを、そうで無い場合はfalseを返します。
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引数 |
integer type |
通知バイブレータの種類を指定します。
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boolean enabled |
通知バイブレータを有効にする(true)/無効にする(false)。
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説明 |
端末の各種通知バイブレータの有効・無効設定を取得します。
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呼出形式 |
var res = extsv.invoke("getNotificationVibrator", type);
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|
戻り値 |
typeに指定した種類の通知バイブレータが有効ならtrue、そうでなければfalseを返します。
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引数 |
integer type |
通知バイブレータの種類を指定します。
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説明 |
バーコードリーダーのセンターモードの有効/無効を指定します。
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呼出形式 |
extsv.invoke("setCenterMode", enable);
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戻り値 |
なし
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引数 |
boolean enable |
センターモードを有効にする場合はtrueを、無効にする場合はfalseを指定します。
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説明 |
端末のカメラリソースを再確保します。 カメラリソースの確保に失敗した場合や、すでにカメラリソースが確保されている場合、何もしません。
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呼出形式 |
extsv.invoke("resume");
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戻り値 |
なし
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引数 |
なし
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説明 |
連続スキャンでバーコードを読み取ったときに発生します。また、本モジュール起動中、トリガーボタン押下でバーコードを読み取ったときにも発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
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