Biz/Browser HTと外部サービスを連携する機能「ExternalService」クラスを用いて使用することができるメソッドの一覧です。
本項では、RFIDリーダ制御モジュールで使用可能な機能を説明します。
サービスの使い方については、Biz/Browser HTのExternalServiceクラスのリファレンスも参照してください。
対応機種とモジュール
メーカ |
対応機種 |
値 |
略称と対応モジュール |
|---|---|---|---|
|
東芝テック |
UF-2200シリーズ UF-3000シリーズ |
jp.co.opst.biz.util.rfid.tec/.MainService |
TEC、TEC版 |
※掲載されている会社名や製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
本APIリファレンスのバージョン
モジュール |
バージョン |
Biz/Browserの対応バージョン |
|---|---|---|
|
TEC版 |
v1.0.6まで |
v1.2.6 |
|
v1.1.0 |
v1.4.4 |
Android 14以上の端末でRFIDリーダと接続する場合、以下のいずれかの操作を行う必要があります。(初回のみ)
◯操作手順1
1. Android OS設定>アプリ>すべてのアプリ>RFID Extension Tec>権限 の画面を開く
2. 「位置情報」を「常に許可」に設定する
◯操作手順2
1. connectメソッドによる接続要求時、権限を尋ねるポップアップが表示される
2. 位置情報の権限リクエスト時のポップアップメッセージに従い、設定画面を開く
3. 「位置情報」を「常に許可」に設定する
※BLE機器と接続するためには位置情報の権限を「常に許可」にする必要があります。
位置情報の権限はBLE機器との接続を行う目的で使用します。制御モジュールがお客様の位置情報を取得・保存・送信することはありません。
※connectメソッドの呼び出し時に表示される権限を尋ねるポップアップ上で操作する場合、「常に許可」が選択肢に現れないため表示内容に従って設定画面を開く必要があります。
Android OSバージョンが14未満のとき、「常に許可」が選択肢に現れることがあります。その場合は「常に許可」を選択することで接続可能です。
※Android OSの制約により、権限を尋ねるポップアップで各権限を複数回拒否すると、権限を尋ねるポップアップの表示が抑制されてしまい接続に失敗し続けることがあります。
このような場合、制御モジュールを一旦アンインストールしてからインストールするか、または設定画面での直接許可を試行してください。
| メソッド名 | 概要 |
|---|---|
| connect | RFIDリーダと接続します。ペアリング済みのリーダを自動的に検出して接続します。 |
| disconnect | RFIDリーダとの接続を切断します。 |
| inventoryTag | インベントリ(スキャンを開始してRFタグのEPCを収集)を行います。 |
| stopAccessTag | inventoryTagメソッド、startReadTagメソッドで開始したスキャンを停止します。 |
| startReadTag | タグの読み取りを行います。インベントリと異なり、タグの任意の領域にアクセスしてデータを受け取ります。 |
| setTagAccessOnce | 同一のタグ(UII)を一度だけ読むようにするかどうかを設定します。 |
| isTagAccessOnce | 同一のタグ(UII)を一度だけ読むようにするかどうかの設定を取得します。 |
| clearAccessTagList | スキャンしたタグの内部のリストをクリアします。同一タグの読み取りの判定に用います。 |
| setMask | タグの読み取りマスクを設定します。 |
| clearMask | タグの読み取りマスクを消去します。 |
| setTagDecode | 読み取ったタグをReadTagイベントで通知する際に、タグのデータをデコードするかどうかを設定します。 |
| setRadioChannel | 出力電波のチャンネルを設定します。 |
| getRadioChannel | 出力電波のチャンネルを取得します。 |
| setRadioPower | 出力電波の強度を設定します。高いほどタグが応答しやすくなり、読み取りが成功しやすくなります。 |
| getRadioPower | 出力電波の強度を取得します。 |
| setQValue | Q値を設定します。高いほどタグの読み取り衝突を抑えやすくなります。 |
| getQValue | Q値を取得します。 |
| setBuzzerVolume | 読み取り時などのブザー音の音量を設定します。 |
| getBuzzerVolume | 読み取り時などのブザー音の音量を取得します。 |
| setSessionFlag | タグへのアクセス時のセッションフラグを設定します。 |
| getSessionFlag | タグへのアクセス時のセッションフラグを取得します。 |
| writeSingleTag | UIIを指定して1枚のタグの任意の領域に書き込みを行います。 |
| lockSingleTag | UIIを指定して1枚のタグの任意の領域をロックまたはアンロックします。 |
| killSingleTag | UIIを指定して1枚のタグをキルします。 |
| getVersion | 本モジュールのバージョンを取得します。 |
| getBatteryLevel | バッテリー残量を取得します。 |
| startRadar | RFタグのEPCを指定してタグの位置探索を行います。 |
| stopRadar | 探索を停止します。 |
| startRadarSGTIN | RFタグのJANを指定してタグの位置探索を行います。 |
| startScanBarcode | バーコードスキャンを開始します。 |
| stopScanBarcode | バーコード読み取りを停止します。 |
| setTriggerMode | RFIDリーダのトリガーを押したときの動作を指定します。 |
| setTriggerMonitoring | RFIDリーダのトリガーの状態を監視し、TriggerChangedイベントを発生させるかどうかを設定します。 |
| setDecodeTagEPC | タグEPC読み取り時に、EPCを標準コードなどにデコードするかどうか、その方法を指定します。 |
| setPolarization | 偏波設定を設定します。 |
| getPolarization | 偏波設定を取得します。 |
| ReadTagイベント | inventoryTagメソッドやstartReadTagメソッドでタグを読み取ったときに発生します。 |
| DeviceStateChangedイベント | connectメソッドやdisconnectメソッドやRFIDリーダの操作により、RFIDリーダの状態が変化したときに発生します。 |
| TriggerChangedイベント | RFIDリーダのトリガーの押下状態が変化したときに発生します。 |
| EPCLockedイベント | startRadarSGTINメソッド実行時、探索対象となるEPCが確定した時に発生します。 |
| PositionMoveイベント | 遠距離モード時、startRadarメソッドでタグを探索したときに発生します。 |
| RssiEventイベント | 近距離モード時、startRadarメソッドでタグを探索したときに発生します。 |
| ReadBarcodeイベント | startScanBarcodeメソッドでバーコードを読み込んだときに発生します。 |
| ログ出力機能 | ログ設定ファイルを配置することでログの有無やSDKのログオプションを指定することができます。 |
説明 |
RFIDリーダと接続します。ペアリング済みのリーダを自動的に検出して接続します。
UF-2200シリーズ Bluetooth SPPで接続します。予めAndroid端末とRFIDリーダをペアリングしておく必要があります。
UF-3000シリーズ BLEで接続します。ペアリングは不要ですが、connectメソッドに指定する引数によって条件があります。 - connectメソッドの引数でMACアドレスを指定する場合、予めペアリングが必要です。 - connectメソッドにデバイス名を指定する場合は事前のペアリングが必要です。
※connectメソッドの実行後、ハードウェア側の接続完了の前にDeviceStateChangedイベントが発生することがありますのでご注意ください。 ※RFIDリーダのペアリング等のハードウェア側の操作については、メーカーのドキュメントをご参照ください。
|
|||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("connect", deviceName [, deviceType] );
|
|||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||
引数 |
String deviceName
|
ペアリング済みRFIDリーダデバイスの名称、もしくはBluetoothアドレス(MACアドレス)
|
||||||
|
|
Integer deviceType
|
接続する機種を指定します。省略時は0です。 設定できる値と対応する機種は次の通りです。
|
||||||
説明 |
RFIDリーダとの接続を切断します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("disconnect");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
インベントリ(スキャンを開始してRFタグのEPCを収集)を行います。
※RFタグ読み取り中(startReadTagメソッド実行時)は実行できません。stopAccessTagメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※バーコード読み取り中(startScanBarcodeメソッド実行時)は実行できません。stopScanBarcodeメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※探索実行中(startRadarメソッド、startRadarSGTINメソッド実行時)は実行できません。stopRadarメソッドで探索を停止した状態で実行してください。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("inventoryTag" [, timeout ]);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
||
|
integer timeout
|
タグ読み取りのタイムアウト時間をミリ秒単位で指定します。 6,000ミリ秒(6秒)から600,000ミリ秒(10分)の範囲か、-1(読み込みが完了するまで無限に待つ)を指定できます。デフォルトは-1です。 1回のタグ読み取りの時間がタイムアウト時間を超えると、その時点での読み取り結果は破棄され、次のタグ読み込みを開始します。
|
|
説明 |
inventoryTagメソッドとstartReadTagメソッドで開始したスキャンを停止します。
v1.0.5以降のバージョンでは、inventoryTagメソッド呼び出し後にstopAccessTagメソッドを呼び出すと、現在の読み込み処理が完了するまで制御を戻しません。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("stopAccessTag");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
タグの読み取りを行います。インベントリと異なり、タグの任意の領域にアクセスしてデータを受け取ります。
※RFタグ読み取り中(inventoryTagメソッド実行時)は実行できません。stopAccessTagメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※バーコード読み取り中(startScanBarcodeメソッド実行時)は実行できません。stopScanBarcodeメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※探索実行中(startRadarメソッド、startRadarSGTINメソッド実行時)は実行できません。stopRadarメソッドで探索を停止した状態で実行してください。
|
||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("startReadTag", memoryType, wordOffset, wordCount, [ password]);
|
||||||
戻り値 |
なし
|
||||||
引数 |
|||||||
|
integer memoryType
|
読み取るメモリ領域
|
||||||
|
integer wordOffset
|
アクセス対象のオフセット位置(ワード単位) ※1ワードは2バイトです
|
||||||
|
integer wordCount
|
オフセット位置から読み取るデータの長さ(ワード単位)
|
||||||
|
Integer password
|
タグに設定されているアクセスパスワード。省略時は0です。
|
||||||
説明 |
同一のタグ(UII)を一度だけ読むようにするかどうかを設定します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("setTagAccessOnce", once);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
boolean once
|
一度だけ読むようにするかどうかを設定します。
|
説明 |
同一のタグ(UII)を一度だけ読むようにするかどうかの設定を取得します。
|
|
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("isTagAccessOnce");
|
|
戻り値 |
一度だけ読むようにするかどうかの設定を返します。
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
スキャンしたタグの内部のリストをクリアします。同一タグの読み取りの判定に用います。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("clearAccessTagList");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
タグの読み取りマスクを設定します。
|
||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setMask", memoryType, maskOffset, maskBits, maskPattern);
|
||||||||
戻り値 |
なし
|
||||||||
引数 |
|||||||||
|
integer memoryType
|
マスクの対象とするメモリ領域
|
||||||||
|
integer maskOffset
|
メモリ領域内の、マスク対象とするオフセット位置(ビット単位)
|
||||||||
|
integer maskBits
|
マスク対象とするデータの長さ(ビット単位)
|
||||||||
|
String maskPattern
|
マスクパターン。16進数文字列で指定します。
|
||||||||
説明 |
タグの読み取りマスクを消去します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("clearMask");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
読み取ったタグをReadTagイベントで通知する際に、タグのデータをデコードするかどうかを設定します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("setTagDecode", enabled);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
boolean enabled
|
デコードするかどうか。trueならする、falseならしない。デフォルトはfalseです。
|
説明 |
出力電波のチャンネルを設定します。
|
|||||||||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setRadioChannel", channels);
|
|||||||||||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||||||||||
引数 |
integer channels
|
以下の値の組み合わせで、使用するチャンネルを指定します。
|
||||||||||||||
説明 |
出力電波のチャンネルを取得します。
|
|||||||||||||||
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getRadioChannel");
|
|||||||||||||||
戻り値 |
出力電波の設定が値の組み合わせで返ります。
|
|||||||||||||||
引数 |
なし
|
|||||||||||||||
説明 |
出力電波の強度を設定します。高いほどタグが応答しやすくなり、読み取りが成功しやすくなります。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setRadioPower", power);
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引数 |
number power
|
出力電波強度 [dBm]
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
説明 |
出力電波の強度を取得します。
|
|
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getRadioPower");
|
|
戻り値 |
出力電波強度 [dBm] ※小数点以下の値も含めて取得されます。
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
Q値を設定します。高いほどタグの読み取り衝突を抑えやすくなります。
|
|||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setQValue", val);
|
|||||
戻り値 |
なし
|
|||||
引数 |
integer val
|
Q値 (2のn乗[枚])
|
||||
説明 |
Q値を取得します。
|
|
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getQValue");
|
|
戻り値 |
Q値 (2のn乗[枚])
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
読み取り時などのブザー音の音量を設定します。
Android端末のサイレントモードが有効の時にこのメソッドを呼び出すと、例外が発生する場合があります。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("setBuzzerVolume", val);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
||
|
integer val
|
ブザー音量 [%] 通常、0~100の範囲で設定します。
|
|
説明 |
読み取り時などのブザー音の音量を取得します。
|
|
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getBuzzerVolume");
|
|
戻り値 |
ブザー音量 [%]
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
タグへのアクセス時のセッションフラグを設定します。
|
|||||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setSessionFlag", session);
|
|||||||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||||||
引数 |
integer session
|
セッションフラグを、以下の値のいずれかで指定します。
|
||||||||||
説明 |
タグへのアクセス時のセッションフラグを取得します。
|
|||||||||||
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getSessionFlag");
|
|||||||||||
戻り値 |
セッションフラグを返します。
|
|||||||||||
引数 |
なし
|
|||||||||||
説明 |
UIIを指定して1枚のタグの任意の領域に書き込みを行います。
|
||||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("writeSingleTag", memoryType, wordOffset, words, uii [, password]);
|
||||||||||
戻り値 |
なし
|
||||||||||
引数 |
|||||||||||
|
integer memoryType
|
書き込み先のメモリ領域
|
||||||||||
|
integer wordOffset
|
アクセス対象のオフセット位置(ワード単位)
|
||||||||||
|
String words
|
タグに書き込むデータ(ワード単位の長さ)
|
||||||||||
|
String uii
|
書き込むタグのUII
|
||||||||||
|
Integer password
|
タグに設定されているアクセスパスワード。省略時は0です。
|
||||||||||
説明 |
UIIを指定して1枚のタグの任意の領域をロックまたはアンロックします。
|
||||||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("lockSingleTag", target, type, uii [, password]);
|
||||||||||||
戻り値 |
なし
|
||||||||||||
引数 |
|||||||||||||
|
integer target
|
操作対象。値の組み合わせで複数指定できます。
|
||||||||||||
|
integer type
|
操作内容
|
||||||||||||
|
String uii
|
操作するタグのUII
|
||||||||||||
|
Integer password
|
タグに設定されているアクセスパスワード。省略時は0です。
|
||||||||||||
説明 |
UIIを指定して1枚のタグをキルします。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("killSingleTag", uii [, password]);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
String uii
integer password |
操作するタグのUII
タグに設定されているキルパスワード。省略時は0です。
|
説明 |
本モジュールのバージョンを取得します。
|
|||||
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getVersion");
|
|||||
戻り値 |
バージョン番号
|
|||||
引数 |
なし
|
|||||
説明 |
バッテリー残量を取得します。
|
|
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getBatteryLevel");
|
|
戻り値 |
バッテリー残量 [%]
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
RFタグのEPCを指定してタグの位置探索を行います。 本メソッドを実行すると、まず遠距離モードでタグの方角と電波比率で位置を推定し、 タグの応答電波が安定してくると近距離モードに移行し応答電波を観測し続けます。
遠距離モード時は、タグの位置をPositionMoveイベントで受け取ることができます。 近距離モード時は、タグの応答電波をRssiEventイベントで受け取ることができます。
※RFタグ読み取り中(inventoryTagメソッド実行時)は実行できません。stopAccessTagメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※バーコード読み取り中(startScanBarcodeメソッド実行時)は実行できません。stopScanBarcodeメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("startRadar",epcode,handyPower,findPower,vol);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
|
引数 |
String epcode |
探索するタグのEPC
|
|
|
integer handyPower |
探索を開始する電波強度
|
|
|
integer findPower |
探索を終了する電波強度
|
|
|
integer vol |
探索音の音量(0~1)
|
説明 |
探索を停止します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("stopRadar");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
RFタグのJANを指定してタグの位置探索を行います。
※RFタグ読み取り中(inventoryTagメソッド実行時)は実行できません。stopAccessTagメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※バーコード読み取り中(startScanBarcodeメソッド実行時)は実行できません。stopScanBarcodeメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("startRadarSGTIN",jancode , handyPower , findPower,vol [,exclusionEpc , filterType] );
|
|
戻り値 |
なし
|
|
|
引数 |
String jancode |
探索するタグのJANコード
|
|
|
integer handyPower |
探索を開始する電波強度
|
|
|
integer findPower |
探索を終了する電波強度
|
|
|
integer vol |
探索音の音量(0~1)
|
|
|
String exclusionEpc |
対象外とするEPCコード。カンマ区切りで複数指定も可能。指定しない場合は空にします。
|
|
|
integer filterType |
SGTIN96タグの探索時、タグのfilter値を1から書き換えます。0~7までの値が使用可能です。通常、商品に付属するタグは1という値が設定されているため省略可能なことが多いです。
|
|
説明 |
バーコードスキャンを開始します。 読み取ったバーコードはReadBarcodeイベントとしてBiz/Browserに送信されます。
※RFタグ読み取り中(inventoryTagメソッド実行時)は実行できません。stopAccessTagメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。 ※バーコード読み取り中(startScanBarcodeメソッド実行時)は実行できません。stopScanBarcodeメソッドでスキャンを停止した状態で実行してください。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("startScanBarcode"[, sameInterval , oneshot] );
|
|
戻り値 |
なし
|
|
|
引数 |
integer sameInterval
boolean oneshot |
同じバーコードを読み取らない時間(100ミリ秒単位)。0なら無制限に読み取らない。デフォルト0です。
一度バーコードを読み取ったら強制的にスキャンを終了するかどうか。デフォルトfalseです。
|
説明 |
バーコード読み取りを停止します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("stopScanBarcode");
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
なし
|
|
説明 |
RFIDリーダのトリガーを押したときの動作を指定します。
|
|||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setTriggerMode", mode [, type]);
|
|||||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||||
引数 |
integer mode
|
動作内容を指定します。デフォルトは機器の現在の設定が適用されます。
|
||||||||
|
integer type
|
設定を行う対象の操作を指定します。デフォルトは0です。
|
||||||||
説明 |
RFIDリーダのトリガーの状態を監視し、TriggerChangedイベントを発生させるかどうかを設定します。
|
|
呼出形式 |
externalService1.invoke("setTriggerMonitoring", enabled);
|
|
戻り値 |
なし
|
|
引数 |
boolean enabled
|
トリガーの監視のON/OFFを指定します。
|
説明 |
タグEPC読み取り時に、EPCを標準コードなどにデコードするかどうか、その方法を指定します。
|
|||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setDecodeTagEPC", type);
|
|||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||
引数 |
integer type
|
変換方法を指定します。
|
||||||
説明 |
偏波設定を設定します。
|
|||||||||
呼出形式 |
externalService1.invoke("setPolarization", polarization);
|
|||||||||
戻り値 |
なし
|
|||||||||
引数 |
integer polarization
|
偏波設定を指定します。
|
||||||||
説明 |
偏波設定を取得します。
|
|||||||||
呼出形式 |
var res = externalService1.invoke("getPolarization");
|
|||||||||
戻り値 |
偏波設定を取得します。
|
|||||||||
引数 |
なし
|
|||||||||
説明 |
inventoryTagメソッドやstartReadTagメソッドでタグを読み取ったときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||||||||||||||
説明 |
connectメソッドやdisconnectメソッドやRFIDリーダの操作により、RFIDリーダの状態が変化したときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||
説明 |
RFIDリーダのトリガーの押下状態が変化したときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||
説明 |
startRadarSGTINメソッド実行時、探索対象となるEPCが確定した時に発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||
説明 |
遠距離モード時、startRadarメソッド、startRadarSGTINメソッドでタグを探索したときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||||||||
説明 |
近距離モード時、startRadarメソッド、startRadarSGTINメソッドでタグを探索したときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
|
|||||||
説明 |
startScanBarcodeメソッドでバーコードを読み込んだときに発生します。
Eventオブジェクトには以下の子オブジェクトが付加されています。
バーコードのタイプの種類は以下の通りです。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このモジュールでは、ログ設定ファイルを配置することでログの有無やSDKのログオプションを指定することができます。
制御モジュールはconnectメソッドで設定ファイルを読み込みログの出力を開始します。
disconnectメソッドでログの出力を停止します。
ログ設定ファイル、ログファイルのパスは次の通りです。
ファイル |
パス |
|---|---|
ログ設定ファイル |
(端末内蔵ディレクトリ)/Android/data/jp.co.opst.biz.util.rfid.tec/files/Documents/RFIDExtensionTECUF.ini |
制御モジュールのログファイル |
(端末内蔵ディレクトリ)/Android/data/jp.co.opst.biz.util.rfid.tec/files/Documents/log/log_yyyyMMdd_HHmmss_SSS.log |
設定ファイルの内容は次の通りです。設定ファイルで指定されていない項目や設定ファイルがない場合は、デフォルトとして扱います。
設定 |
説明 |
デフォルト |
|---|---|---|
RfidExtensionLog |
制御モジュールのログファイル出力の有無 |
true |
LogFileCountMax |
制御モジュールのログファイルの保存数 |
20 |
SdkLogLevel |
SDKのOption "LogLevel"の設定値 |
2 |
SdkLogOutput |
SDKのOption "LogOutput"の設定値 |
1 |
設定ファイルの例
RfidExtensionLog:true LogFileCountMax:5 SdkLogLevel:1 SdkLogOutput:1