DX-A600/DX-A400にて、アプリ「DuraSpeed(※)」が有効になっていると、下記動作不具合を起こすことが判明しております。
(※)DuraSpeedとは、バックグラウンドアプリを制限することで、フォアグラウンドアプリを高速化するアプリケーションです。
●下記条件時に端末制御モジュールのサービスプロセスがDuraSpeedにキルされる。
端末制御モジュールをUnBind状態で、端末をスリープ状態にし、5分以上経過した場合。
●下記条件時にBiz/Browser HTから端末制御モジュールへのBindが失敗する。
・手動でアプリ情報の「強制停止」から端末制御モジュールを強制終了した場合
・端末制御モジュールのプロセスが強制終了した場合(DuraSpeedによりキルされた場合も含む)
・端末制御モジュールを上書きインストールした場合
端末制御モジュールを使用する際は、下記TaskKillerDisableアプリも同時に使用してください。
TaskKillerDisableアプリは永続的にDuraSpeedの機能を無効にするものではなく、
Androidバックグラウンドサービスとして動作し、端末制御モジュールのプロセスを都度DuraSpeedの対象から除外するアプリとなります。
| 端末 | アプリ名 |
|---|---|
| DX-A600 | TaskKillerDisableA6_v3.apk |
| DX-A400 | TaskKillerDisableA4_v3.apk |
下記は、PCとUSBケーブルで接続して、端末内に直接配置した例です。
通知エリアに表示される「Androidシステム このデバイスをUSBで充電中」部分をタップします。
「ファイル転送」をタップします。
接続したPCのエクスプローラー上に「DX-A600(DX-A400)」が表示されるので、端末内の任意の場所に配置します。
下記は、DX-A600\内部共有ストレージ\OPST以下に配置されているTaskKillerDisableA6_v3.apkを実行する例です。
アプリ「ファイル」を起動します。
TaskKillerDisableA6_v3.apkをタップします。
それぞれの確認画面で「次へ」「インストール」「完了」をタップします。
「設定」->「アプリと通知」に「TaskKillerDisable」が追加されます。
ホーム画面上にも「TaskKillerDisable」が追加されます。
端末を起動したら、TaskKillerDisableを実行します。(※1)
ホーム画面上のアプリ[TaskKillerDisable]をタップします。
(※1)
一度実行すると、端末の電源がOFF(再起動)するまでは有効となります。端末再起動後などは、再度実行する必要があります。
(※2)
上記手順では、TaskKillerDisableアプリを手動実行する手順になっていますが、TaskKillerDisableアプリはBiz/Browser HTが起動すると自動で起動される設定になっています。
端末の状況にもよりますが、Biz/Browser HT起動後、7秒程後にTaskKillerDisableアプリが自動起動されます。
自動起動後の挙動については上記手順と同様の挙動になります。
(※3)
OSのタスク一覧上に残る[TaskKillerDisable]は、タスク一覧上から削除(タスクキル)してしまっても機能自体は有効な状態が維持されます。
TaskKillerDisableアプリは、株式会社キーエンス様ご提供のアプリケーションとなります。
TaskKillerDisableアプリに関する仕様や動作に関するお問い合わせは、株式会社キーエンス様へお問い合わせいただくようお願いいたします。